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ダーウィンが来た!「ペンギン 砂の荒野で戦う!」の感想

2020年10月24日

録画しておいた「ダーウィンが来た!」のマゼランペンギン回を観た。
ダーウィンが来た!は、毎週欠かさず録画している。

今回の主人公「マゼランペンギン」は、ペンギンだけど生息地は南極ではなく、アルゼンチンを中心とする南米。

砂地に穴を掘って子育てをする、土ぼこりの舞う荒野に佇む、ダーティーな印象のあるペンギンだ。

大きな群れを作って密集して暮らしており、立地の良い巣穴をめぐって流血沙汰が起きる事も。

ダーウィンが来た!「ペンギン 砂の荒野で戦う!」
相手に噛みついてはねじるように首を振りまくるなど、地味ながら壮絶な戦いを見せつけられた。

夫婦で子育てをする鳥だが、ヒナをおいてかなり遠出するらしく、動けるようになったヒナが巣穴の外に這い出てしまう事も。
そんな無防備なヒナにとって危険な相手、カモメ。
無情にも地肌が見えるほど羽毛を突っつかれて、痛々しい事になっていた。

ダーウィンが来た!「ペンギン 砂の荒野で戦う!」

ただ、本気でヒナをエサにしようとしていた訳でもないようで、急に集中力が切れてよそ見をするカモメ。
ヒナはその隙に、命からがら巣穴に逃げ込む事が出来た。

ダーウィンが来た!のカモメ回「ローマで急増!海を捨てたカモメ」では、群れでハトを襲うローマのカモメが紹介されていた。
(どのカモメもハトを襲う訳ではなく、しかも内陸のローマに住むのは、カモメの中で異例)
そういう、新しい行動や習性を見せる個体群が出てくるのは、カモメの知能が高い事の証なのかも知れない。

ただハトを襲う時、ワシ・タカなどの猛禽類と違って、狩りが全くこなれていなかったのが印象的だった(おっかなびっくり、手際悪く何度も突っついて、可哀想なハトにとどめを刺すのに物凄く時間がかかっていた)。

今回の、きまぐれにペンギンのヒナを突っついては、飽きてやめる。みたいな行動も
「う~ん、いかにもカモメだな」という感じだった。

ダーウィンが来た!「ペンギン 砂の荒野で戦う!」
ダーウィンが来た!「ローマで急増!海を捨てたカモメ」

この記事を書いた人
せみやま せみやま
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Posted by せみやま