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山梨と東京

2020年10月12日

東京に5年ほど住んでから山梨に戻って来て、はや10年ほど。

電車でどこでも行ける東京と比べてこっちは完全に車社会で、当初そこに順応するのが大変だった。
「俺はチャリでどこまでも行ってやるぜ!」と意気込んで、家からチャリで40分ほど離れた会社に入社し、すぐに心が折れて、仕方なく車に乗り始めたのだった。

山梨に限らず地方あるあるだと思うけど、車があると便利というより、無いと行きたい場所に行けない。
基本、車で移動するので、東京と比べて飲み会なんかも少ない。
飲んだら代行を呼ばなければいけないので、1回の飲み代が高くつくのだ。
これは宅飲みでも同じこと。友人宅で飲んだとしても、酔いが冷めるまで滞在するのか、代行を呼ぶかの2択。
飲まない人に送ってもらう手もあるが、毎回そのために、飲めないのに来てもらう訳にもいかない。

地方=あったかいってイメージなんとなくあるけど、そういうコミュニケーションって首都圏より全然少ない。
発散する機会が少ない。

だからか…こっち来てからヒトカラに行く機会が増えたのは。
余談だけど、筋肉少女帯の「人から箱男」は名曲なので、ぜひ聴いてほしい。



あと、山梨にいると人口の少なさから、色んな所で人とつながる。
新しい会社に入社したら知り合いがいたとか、知り合いの知り合いだったとかザラ。

人が転職する場合、基本的に似たような業態の会社にいく事が多いと思うんだけど、同じ業態の会社が山梨に極端に少ないもんだから、どこかでつながってる事が多い。

それが面白くもあり、面倒くさかったりもする。

とりとめもなく書いたけど、満員電車でもみくちゃにされる事がなかったり(電車を使うという文化がない)、車を少し飛ばせば山裾の牧歌的な風景が見れたりするので、自分はそんな山梨暮らしをエンジョイしている。

この記事を書いた人
せみやま せみやま
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Posted by せみやま