富士急ハイランドに1人で行った時の事
僕はあります。
随分前の話になりますが、2012年の冬、山梨県にある富士急ハイランドに1人で行きました。
絶叫マシンもお化け屋敷も脱出ゲームも、全て1人で体験してきましたよ!
当時も今も、1人で行くほど遊園地が好きという訳ではありませんでした。
絵を描くための資料として遊園地の写真素材が欲しかったんですが、ネット上で意外といい写真が見つからなかったんです。
写真を撮るなら1人の方が自由に回れるし、えいやと行ってしまいました。
入口の門では仁王がお出迎え。
巨大なジェットコースターのレーンが、縦横無尽に張り巡らされていました。
観覧車に乗って空の旅。
アテンドしてくれたスタッフさんの「1人!?」という視線が痛かったです。
観覧車から、園内を一望出来ました。
富士山が近い!
コンクリートがひび割れた一角。
エヴァンゲリオンのアトラクション。
これは、ビーストモードを発動させた弐号機ですね。
絶叫マシン「トンデミーナ」
写真引用:トンデミーナ|富士急ハイランド
ピザーラとのコラボ絶叫マシン「トンデミーナ」座席の写真です。
座席を含む本体が大きく振り子運動するのに加えて、円盤状の座席が大回転。しかも、足がぶらぶらの状態なので、めちゃくちゃ怖かったです。
ちょっと寝不足だったし、眼鏡も外していたので視界も心もとなく、生命の危機に近い恐怖を味わいました。軽くトラウマです・・・。
二度と絶叫マシンは乗らなくていいやってなりました。実際、これ以降乗ってないし、乗りたくないですね!
絶凶・戦慄迷宮~収容病棟篇~
お化け屋敷の入り口。何かが倒れています。
お化け屋敷も1人で入りました。
入る前は、正直ちょっとなめてました。「トンデミーナ」で極限の恐怖を味わったので、それ以上のものじゃないだろうと。
でもやっぱり、解消されない寝不足と疲労感の蓄積のダブルパンチ、それより何より、お化け屋敷の内容そのものがめちゃくちゃ怖かったです。
「人体実験が繰り返されていた廃病院」という設定の館内は、作り込まれたおどろおどろしいセット、突然襲いかかってくる(寸止めですが)ゾンビの群れに、終始脅えっぱなしでした。
ゾンビの来るタイミングも「今来たら嫌だなぁ・・・」という、計算され尽くした絶妙なタイミングを狙ってくるので、気が休まる事が無かったです。
長い通路をまっすぐ歩いていると、遠くから近づいて来る足音・・・
振り返ると、ドタバタと走って襲いかかってくるゾンビが!!
文字で書くとバカっぽいんですが、実際1人で体験するとめちゃくちゃ怖いんですよ!!
あまりにも怖くて耐えられない人のために、途中で退出できる救済措置もあり、何度かお言葉に甘えて退出しようかと思ったんですが、めちゃくちゃビビりながらも謎の意地で全工程を踏破しました。
絶望要塞
本格脱出ゲーム「絶望要塞」にも、1人で参加しました。
これは参加する時間帯ごとに何人かでまとめられたグループで脱出を目指すアトラクションです。
この日、誰かと一緒に行動したのは、この脱出ゲームだけだったかもしれません・・・1人の孤独が少し癒されました。
けっこう難易度が高く、僕の参加したグループは最初の謎を解く事が出来ず、あえなくゲームオーバーでした。
人気のアトラクションで、待ち時間が長かった割にすぐ終わってしまい「あれ?」って感じでしたね。
そんな高難度のゲームなんですが、自力でクリアしたというグラビアアイドルの方が来ていて、トークイベントをやっていました。
1人で遊園地へ行くという事
1人で富士急ハイランドを遊び尽くした2012年の冬を思い出して書いてみました。通常、どのアトラクションも複数人で体験する事を前提として設計されていると思いますが、1人だと「仲間意識」「親しい人との共有体験」などのあたたかいバリアに守られる事無く、全てをダイレクトに体験する事になるので、正直お腹いっぱいになりましたね。
結構前の事なのに、わりと鮮烈に憶えていますから・・・。
遊園地が大好きで普段から足しげく通っていて、最近ちょっと刺激が足りない!という方は、1人で行ってみる事で、新しい扉が開けるかもしれません。
この記事の写真は、今はデジカメから撤退してしまったカシオのEX-H30RDで撮りました。
センサーの小さい普通のコンパクトデジカメでしたが、この日はよく晴れて条件も悪くなかったので、けっこうきれいに撮れてましたね。