アマガエルの探索
不意にそういう記憶がよみがえり「今度、雨が降ったらアマガエルを探しに行こう」と思いました。
不思議なもので、そう決意した直後にどしゃ降りの雨が降ってきて「自然が俺を呼んでいるのか… ちょっとアマガエル探してきます」とバク子に言って、家を出ました。
竹林(付近)を探索

幼少期を過ごしたエリアにある、ひっそりとした竹林に決ました。
かつてはこの付近で、雨が降るとよくアマガエルを見たものですが、その日、そこでアマガエルには出会えませんでした。

竹林には、スズバチがいました。
以前、実家の敷地で一度見て以来、久しぶりに観察ができました。
水田を探索

少し移動して、水田が連なっているエリアに来ました。
そこで発見したのが、上の写真のオタマジャクシです。(写真右)
おそらくサイズ的に、アマガエルのオタマジャクシではないかと思います。
分かりづらいですが、写真左にはホウネンエビ(別名シーモンキー)が映っています。
幼生であるオタマジャクシがいるという事は、成体のアマガエルも付近にいる筈で、これは期待が持てます。
ただ、ここでも成体のアマガエルは発見できませんでした。
夜、水田地帯を探索
夜間、バク子と一緒に、また別の水田地帯を探索してみました。水田にアマガエルの合唱が響いており… これは期待が持てる! と、スマホのライトで照らしながら、しらみつぶしに探索しました。

そしてようやく… 水田を泳いでいたアマガエルを捕獲しました!
1匹を捕獲してペットボトルで持ち帰り「ケロタン」と命名後、庭に放しました。
アマガエルは比較的乾燥に強く、樹上性という事で、我が家の庭は樹もあり、エサになる虫も比較的豊富にいるので、うまくすれば暮らしていけるかなと思っています。
庭に放った日の翌日、玄関付近を飛び跳ねているケロタンを見かけました。
我が家の庭に、今もケロタンがいてくれるであろう事を想像しては「また会えるといいなあ、ケロタン」と思っています。