ECCUBE3の移転・XAMPPでのローカル環境構築時の注意点
httpsに転送されてしまう場合の解決方法
XAMPP上のECCUBE3サイトにアクセスすると、httpsアドレスに転送されてしまい、表示が出来ませんでした。これはconfig.ymlのforce_sslが1になっているのが原因です。
//force_sslを0にすればOKです。
force_ssl: 0
レイアウト崩れが起きる場合の解決方法
ECCUBE3をXAMPP上で動かした時、上のようにレイアウト崩れが起きる場合があります。
フォームや管理画面などでレイアウト崩れが発生し、正常に動作させる事が出来なくなってしまいます。
フォームの部品が、セレクトタグであれば「selectid="~"」など、おかしな表示になっているために崩れたり、管理画面でも画面崩れが起き、設定変更できないページが多数発生します。
これはECCUBE3がphp7.4以上に対応していないために発生しています。
XAMPPだけではなく、サーバー上でもphp7.4以上の環境で動かしている場合、上の不具合が発生します。
XAMPP環境で正常通り動かしたい場合は、XAMPPのサイトで旧バージョンをダウンロードして、今まで使っていたXAMPPとは別フォルダで旧バージョンのXAMPPをセットアップすればOKです。
サーバー上でECCUBE3を動かしたい場合は、設置するドメイン、もしくはディレクトリにphp7.3を適用すればOKです。
エックスサーバーでECCUBE3を動かす場合
エックスサーバーでECCUBE3を動かす場合、専用のドメインが用意できるのであれば、そのドメインにPHP7.3を適用すれば、ECCUBE3を正常に動かす事ができます。そのECCUBE3サイト専用のドメインが用意できず、PHP7.4以上が適用されているドメインに置かなければならない場合ですが、サーバー番号がSV1999までのサーバーであれば、ディレクトリ単位でphpのバージョンを指定する事ができるので問題ありません。
サーバー番号がSV2001以降の場合、ディレクトリ単位でPHPのバージョンを変える事はできません。
エックスサーバーで管理しているいずれかのドメインにPHP7.3を適用し、そこに置くか、それが難しいのであれば、新規にドメインを取得して、そのドメインにPHP7.3を適用して置く事で、ECCUBE3を動作させる事ができます。
サーバー番号はエックスサーバー管理画面の「サーバー情報」から確認できます。