FUJIFILM X-T10
最近購入した富士フイルムのミラーレスカメラ、X-T10について。
このカメラを欲しい!と思ってから買うまでには結構長い検討期間があった。
ちょうど後継機が出て、ボディの中古価格が大差なくなっていたX-T1とどっちにするか、かなり迷った。
レンズ交換不要で高級感のあるX100系統やX70も魅力的だった。
安い買い物ではないので、それぞれ実機を家電量販店で何度も試用し、どれが自分にとってのベストなのかを考えた。
自分にとって最重要と考えるポイントは、ストレスなく操作できること。
どれだけ画質がよくても、使いづらくてイライラするカメラはいらない。
そういう観点で見たところ、X-T1はボタンがペコペコした触感で非常に使いづらかった。
X100系統は絞りリングが操作しづらかった。
X70はそれに加えて絞りリングを操作中、すぐ近くのコントロールリングを触ってしまい、意図しないメニューが表示される事が多々あり、イライラを倍加させるカメラのようだった。
試用した限りでは、そうしたイライラする要素がなく、コンパクトにまとまったX-T10を、最終的に購入する事に決めた。
本体と同時に購入したレンズは
FUJIFILM XFレンズ FUJINON XF35mm F1.4 R 単焦点 標準 F XF35MMF1.4 R。
明るい単焦点レンズで、開放で撮ると、これでもかと言うくらいボケまくる。
ボケ好きにはたまらないレンズ。
サンマの周辺もボケまくり!!
絞ってもよし。
今までメインで使っていた富士フイルムのX10、XQ2など2/3型センサーのカメラと比べると、画像のクリアさ、色調の豊かさが段違い。
EVFについては、追従性はそんなによくなくてカクカクする感じ。
富士フイルム最新鋭機のX-T2に比べるとかなり劣るんだけど、画質の良さに免じて目をつぶってる。
自分にとってEVFのカクつきは、上で述べたような操作上の使いづらさよりは許容できるものなので、良しとしている。