かげろう珈琲 生き物好きな店長のくつろげる自家焙煎珈琲店
甲府にある珈琲店「かげろう珈琲」に行ってきました。
訪れるのは、今回が2回目です。
内装や調度品には素材感を活かす形で木が使われていて、洗練されつつもあたたかみが感じられ、くつろげるお店です。
ワイド型水槽には、色んな生き物がいた
店内には、わりと大きなワイド型の水槽が設置されており、色んな生き物を見る事が出来るようになっています。
前回来た時は気づかなかったんですが、アカハライモリがいました。
水族館や熱帯魚のお店では見た事がありますが、まさか喫茶店にアカハライモリがいるとは思いませんでした。
名前の由来通り、赤いお腹が毒々しい。
実際、フグ毒と同じ成分の「テトロドトキシン」を皮膚から分泌するため、アカハライモリを触った手で目や口に触ったり、食べたりすると(食べないけど)危険です。
こちらはハゼ。
ふくれてました。
エビも。
身体が緑色なのは、食べているコケの影響かな?
かげろう珈琲 店長は、自然環境を守る仕事をしていた方
かげろう珈琲の公式サイト上にあるページ「かげろう珈琲のこと」によると、店長さんは以前、自然環境を守る仕事をされていたそうです。今でも、自然環境の保全に貢献したい事、むしろカフェを通じて、関心の無い人たちにも自然の楽しさや大切さを伝えていきたい事などが綴られています。
水槽も、店内の本棚に置いてある自然・生き物についての本が置かれているのも、そういうお店のテーマがあったからなんですね。
店内の物販コーナーでは、生き物をテーマにしたグッズ、本やアートを購入する事も出来ます。
僕自身、生き物や自然が大好きで、子供の頃は昆虫を追いかけ回していましたし、最近はデジカメで野鳥観察・撮影を楽しんでいます。
今の家に引っ越してからは、小さいけど色んな木や植物が生えている庭で、色んな生き物に会う事が出来て、より自然や生き物への関心が強くなってきていました。
このタイミングで「かげろう珈琲」に出会う事が出来てよかったと思います。
身近にこういう人がいて、こんな素敵なお店を作ってくれていたんだ…と、とても嬉しくなりました。
コーヒーも美味しいし、行きつけのお店になりそうです。
店名の由来
店名の由来であり、お店のロゴにもなっているのは、昆虫の「カゲロウ」。
幼虫期を水中で過ごし、「亜成虫」と呼ばれる未熟な段階を経て成虫へと変態する、特殊な生態サイクルを持った原始的な昆虫です。
成虫の生存期間が短い事から、文学などで儚さの象徴として扱われて来た虫でもあります。
コーヒー、テリーヌショコラ
コーヒー。豆はパプアニューギニア。
やや苦みがあり、香りがよかったです。
テリーヌショコラ。
濃厚な味わいでした!
かげろう珈琲マップ