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野生動物を見に行ったけど、見れなかったいくつかの事例

2020年11月12日

今日の日記は、ノートPCの「ASUS E203M」を使って書いています。

自宅にいる時間が多く、ご時世的に喫茶店で作業するみたいな事も無いので、ノートPCの存在意義が自分の中でかなり揺らいでいて、数か月電源を入れない事もしばしば発生していました。

せっかくあるんだから、使っていこう!
と思って久しぶりに立ち上げてみるとなんか調子悪くて、
「使わない間に経年劣化?? えっ、ノーパソの燃費、悪すぎ??」
と思いかけたんですが、Windows Updateがたまっていたのが原因でした。

フゥ・・・。
現代社会、何かにつけて
「アップデートする? しない? 後でする?」
の選択突き付けてくるのめんどくせえな~!!
AIの力で適当にいい感じに処理しといてくれよ!!



と言いつつ、粛々とWindows Updateは終わらせたので、今は快適です。

アニマルトラッキング

最近は野鳥を観察したり、高倍率デジカメで撮影したり、庭に毎日のように現れる見た事のない昆虫を観察したりと、幅広く自然と触れ合っている僕ですが、以前は特に哺乳類に対してパッションを燃やしていました。


「アニマルトラッキング」と言う言葉があります。
野鳥観察=バードウォッチングに対して、フィールドに残る痕跡から野生動物の事を知っていく行為の事を「アニマルトラッキング」です。

東京に住んでいた頃、この「アニマルトラッキング」について書かれた本に影響を受け、各地の野生動物が見られるスポットに足を運んでいたんですが、結論から言うとほとんど野生動物に会う事は出来ませんでした。

地元の山梨県に帰って来てからの方がよっぽど見ていると思います。
自宅の庭でアライグマ3匹と遭遇したし、近所を流れる川の土手でキツネを見たし、山に行ったらイノシシがいるし、ニュースでは生活範囲からそう遠くない場所でツキノワグマが出没した事を毎日のように報じています。


そんな感じですが、とにかく行動の記録として、ここに書いておこうと思います。


東京都葛飾区・水元公園のマスクラット

マスクラットは北アメリカ・カナダ原産の大型のネズミです。

日本には自然分布していませんでしたが、江戸川区の毛皮業者が輸入したものが戦後に放逐され、江戸川区周辺で野生化しました。

都市化によって個体数は減少しているようですが、葛飾区の水元公園は、このマスクラットの生息地として有名なのだそうです。

このマスクラットが見たくて、2000年頃、水元公園に行きました。

到着してすぐにイカルの大群に遭遇し「見た事のない鳥がこんなに!」と、期待値が高まりましたね。



マスクラットに会いたくて、夜通し公園内を探索したんですが、残念ながら遭遇する事は出来ませんでした。

それらしい影を見たり、音は聞こえたんですが、はっきり目撃する事は出来ずに終わりました。

夜の公園を一人でうろつく僕を見とがめたお巡りさんと、
「この動物の本を読んで、マスクラットを見に来たんですよ。(見れてませんが)」
「ほんとだ、こんなのいるんだね」
という会話をした事を憶えています。

奥多摩のカワネズミ

正確な場所は忘れてしまいましたが、食虫目(モグラを含むグループ)の「カワネズミ」を見に行った事もあります。



モグラの仲間なのに川に棲んで、魚を食べるという生態が面白く、ぜひ見てみたかったんですが、こちらも遭遇する事は出来ませんでした。

その後、NHKの「ダーウィンが来た!」で放送されたカワネズミ特集を観たんですが、カワネズミというのは尋常じゃなく俊敏な生き物らしく、カワネズミに密着した写真家の方も、出会うまでに数年を要したとか。
一回行っただけで見れるような動物じゃなかったんだなあと、認識を改めさせられましたね。

下の動画でカワネズミの捕食シーンが見られるんですが、ものすごい早業で、スローモーションでも全ての動きが追えないほどの圧倒的スピードです。
動きの速い魚を主食にするために、水中で猛スピードで動けるように進化したんでしょうね。



高尾山のムササビ

都心部に住む人が気軽にアクセスできる高尾山。
ここはムササビの名所としても有名で、僕も観察に行きました。

ムササビを驚かせる事なく観察できる「赤いフィルムを貼った懐中電灯」も完備して臨んだんですが、残念ながら会う事は出来ませんでした。

その他の事例

その他、奥多摩付近のニホンザルやニホンカモシカが見られるというスポットに足を運んだ事もありますが、やはり遭遇する事は出来ませんでした。

結局、東京でアニマルトラッキングに熱を燃やしていた時期に遭遇できた野生動物と言えば、夜の住宅地でハクビシンに会ったのと、奥多摩の御岳山に上った時、テンの亡骸を発見したくらいです。

テンは亡くなったばかりという感じで、毛並みがとても美しかったのを覚えていますね。




地元の山梨に戻って来てからは、ちょくちょく野生の哺乳類と遭遇しています。
いかにも山奥だなという場所で出会うのは分かるんですが、「えっ、こんなとこに!?」という場所で出会う事も結構ありますね。

最近はより身近で観察が出来る野鳥に心が向いていますが、野生動物の観察も機会があれば楽しみたいなと思っています。

高尾山のムササビも、色々と落ち着いたらチャレンジしたいですね。


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この記事を書いた人
せみやま せみやま
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