金川の森(山梨県笛吹市)探鳥 アカハラに初遭遇!
先日、山梨県笛吹市にある「山梨県森林公園 金川の森」で、森林浴と野鳥撮影を楽しんできました。
当日は、妻のバク子と弟の祐介の3人で行きました。
せみやまで~す!
妻のバク子で~す!
弟の祐介で~す!
3人揃って~?
目次
金川の森とは?
山梨県には、笛吹川という一級河川が流れています。金川の森は、その笛吹川の支流の金川に沿って、水防林として造られた人工の森林です。
明治40年に起きた大水害をきっかけに造林され、その後の水害の際には、被害を防ぐ大きな役割を果たしたと言われています。
林業のために植えられたスギやマツの林などとは違い、コナラやクヌギ、サクラなど、落葉広葉樹が多数、植えられており、鳥や昆虫、植物など、多くの生き物を観察する事ができる、貴重な場所になっています。
金川の森で、野鳥を観察・撮影!
自然が豊かな金川の森では、多くの野鳥を観察する事ができます。金川の森は6つのエリアに分かれているのですが、今回は「かぶとむしの森」、「ふれあいの森」に行きました。
どちらの森でも、多くの野鳥を観察する事ができました。
シロハラ
園内を歩き始めてすぐに、シロハラに会う事ができました。
撮影する事ができたのは、これで2度目です。
スズメ目ヒタキ科ツグミ属の鳥で、冬鳥として住宅地でも普通に見られる、ツグミに近い仲間です。
ツグミが開けた明るい場所でも堂々と歩き回るのに対して、シロハラは少し、日陰者みたいなところがあって、薄暗いヤブの中とか、日の当たらない神社の森の中とか、そういった場所を好む傾向があります。
陽キャでパリピのツグミに対して陰キャのシロハラという感じですかね。
なかなか明るいところに出てきてくれないので、発見する事も撮影も、ツグミより難しくなっています。
イカル
スズメ目アトリ科イカル属のイカルも、群れで観察する事ができました。
強力なクチバシを持ち、堅果が大好物のイカル。
ドングリの木に留まっていました。
ツグミ
スズメ目ヒタキ科ツグミ属のツグミ。
水たまりで、美味しそうに水を飲んでいました。
エナガ
スズメ目エナガ科エナガ属の小鳥、エナガちゃんもいました。
日本で見られる鳥の中で、最小の鳥はキクイタダキという鳥なんですが、その次に体が小さいのが、このエナガです。
空に飛び立った瞬間のエナガ。
翼を閉じ、弾丸のようになっていますw
シジュウカラ
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属のシジュウカラも、見る事ができました。
最近の研究によると、シジュウカラは鳴き声の「単語」を組み合わせて「文」を作り、それを理解する能力がある事が確認されており、高い言語能力を持つ事が分かってきています。
ジョウビタキ
スズメ目ツグミ科ジョウビタキ属のジョウビタキ。
写真はメスです。
冬鳥として日本にやってきて、平野部や住宅街など、身近な環境でも観察することができます。
メジロ
スズメ目メジロ科メジロ属のメジロもいました。何やら木のウロに頭を突っ込んでいました。
虫でも探してたのかな?
鮮やかなグリーンの羽色を持つため、ウグイスと混同される鳥ですね。
アカハラ
バク子が「お腹が赤い、見慣れない鳥がいるよ」と教えてくれて、1枚だけ撮影する事ができました。
後で確認したところ、スズメ目ツグミ科ツグミ属のアカハラでした。
アカハラは、見るのも、撮るのも初めてで、とても嬉しかったです!!
今回、ツグミの仲間だけでもツグミ、シロハラ、そしてこのアカハラと、3種類も出会う事ができてしまいました。
なんていい森なんだ、金川の森!
と、思わず興奮してしまいました。
これからも、ちょくちょく遊びにいきたいと思います。