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「ネコジャラ市の11人」のどうかしてるOP曲

2021年11月22日

「ネコジャラ市の11人」という人形劇をご存じでしょうか?

「伊集院光 深夜の馬鹿力」2018年4月9日放送回で紹介されたNHKの人形劇で、1970年から1973年にかけて放送されました。

伊集院光が「ネコジャラ市の11人」について語る話は、下の動画の36分40秒あたりから聴けます。



「ひょっこりひょうたん島」の制作陣と声優が多く参加した作品だったのですが、当時は番組を録画するためのテープが高価だったため、全ての番組内容が上書きされており、現存するのは音源やわずかな関連映像のみで、知る人ぞ知るカルト作品になっています。



当時サイケデリックな表現が流行っており、その影響を受けて作品もサイケかつ過激で、成人キャラクターが中心の大人向けの内容になっていました。

下の動画は、「ネコジャラ市の11人」のOP映像になります。
過激な作品のエッセンスを濃縮したような破壊力のある曲なので、ぜひ聴いてみてください!




あまりに過激路線を行ったためか、途中でテコ入れが入り、市内にある火山が大噴火して市は壊滅状態となり、それまでの主要人物がほとんど行方不明に。
それ以降は災害からの復興を描く、前向きな作品となり、テーマ曲も変わりました。

下は、後期のテーマ曲です。



毒気がすっかり抜かれていますよね。


この毒気の抜かれっぷり、ターンAガンダムの前期・後期OP曲の変わりっぷりを彷彿とさせるな~と思いました。


ターンAガンダム前期OP「ターンAターン」↓



ターンAガンダム後期OP「CENTURY COLOR」↓
この記事を書いた人
せみやま せみやま
生き物が大好きなWebエンジニアです。
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