山中諏訪神社 手水舎の龍の後姿
山中諏訪神社 手水舎の龍
山中諏訪神社の境内にあったものの中で、一番目を奪われたのが、この手水舎(てみずや)の龍です。
とても迫力のある造形ですよね。
緑青に覆われていますが、それがまた良い風情を出しています。
おや? 後ろ姿が・・・
この格好良い龍の事もブログで取り上げたいな~と、龍の背中側に周ってみたところ・・・あれ?何か引っかかるものを感じつつ、シャッターを切りました。
なんか変だな??
根元に思いっきり、蛇口ついてるけど、手水舎の龍って普通こうなってたっけ???
山中浅間神社に戻って確認してみた。
検証のため、狛犬を撮影した山中浅間神社に引き返して、手水舎の龍を撮影してみました。今まで、手水舎の龍にそこまで着目して来なかったんですが、山中浅間神社の龍の背中は、違和感を感じません。
「うん、こういう感じだろうな」という印象です。
綺麗にまとめられている感じがします。
山中諏訪神社の龍は、迫力ある龍の造形と、ごく普通の一般家庭にあるようなタイプの蛇口との対比によって、計算外の面白さが出てしまったようです。
蛇口がついている意味も、何か必然性があってそうなってるとは思うんですが、ちょっとよく分からなかったです。
山中諏訪神社 境内の風景
立派な本殿です。
獏の木鼻がいました。
女神の彫刻。祭神の豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)ですね。
山中諏訪神社の安産祭
豊玉姫命は安産の守護神として崇められ、この山中諏訪神社では9月4日~6日にかけて「安産祭」というお祭りが開催されるそうです。妊婦さんが神輿を担ぐ事から「孕み祭」「はらぼて祭」とも呼ばれるそうで、ちょっと凄まじいな、という感じです。
妊婦さんに重い神輿をかつがせて大丈夫なんだろうか・・・と、よそ者である自分なんかは、少し不安になるお祭りではあります。
安産祭りの解説文を読んでからだと、境内に生えていた大木も、なんとなく妊婦に見えてくるような・・・。
山中諏訪神社 アクセス
山中諏訪神社住所:〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中13