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富士花鳥園のフクロウと温和なエミューの群れ

富士花鳥園は静岡県富士宮市にある、花と鳥に触れ合えるテーマパークです。

美味しい牛乳やソフトクリームが味わえる「道の駅 朝霧高原」の近くにあり、同じ日に両方を楽しむ事も可能です。

今回の記事は、2017年の7月に富士花鳥園に行った時の記録です。


富士花鳥園のフクロウたち

富士花鳥園では様々な鳥と触れ合う事が出来ますが、とりわけ種類が多いのがフクロウです。

公式サイトによると、世界のフクロウ30種類・70羽と触れ合えるそうで、フクロウ好きにはたまらないですね。

フクロウについては、富士花鳥園に来るまでは「まあまあ好き」くらいでしたが、富士花鳥園で色んなフクロウに出会い、圧倒的な量のフクロウ分を摂取した事で「フクロウ可愛い!好き!」という風に、いっそう好きな生き物になりました。


クロオビヒナフクロウ

富士花鳥園 クロオビヒナフクロウ
南米に生息するフクロウ。
黒地に白のボーダーがおしゃれですね。


ニセメンフクロウ

富士花鳥園 ニセメンフクロウ

インドやインドネシア、中国南東部に生息するフクロウの一種。

日本で飼育しているのは、この富士花鳥園だけです。
大きな目を覆うまぶたに隙間があり、目を閉じていても周りの風景を見る事ができます。


メガネフクロウ

富士花鳥園 メガネフクロウ

メキシコ南部から中南米に生息するフクロウ。

眼鏡をかけたような顔の模様と、ブラウンを基調とした羽色がとても美しいフクロウですね。


アメリカワシミミズク

富士花鳥園 アメリカワシミミズク

南北アメリカ大陸に生息するミミズクの一種です。

羽角と呼ばれる、耳のように見える羽毛から「ミミ」ズクと呼ばれます。


アフリカオオコノハズク

富士花鳥園 アフリカオオコノハズク

サハラ以南のアフリカに生息しています。
この時は寝ていました。

フクロウは基本的に夜行性なので、色んなフクロウが眠たそうにしていましたね。


フクロウ

富士花鳥園 フクロウ

日本に生息するザ・フクロウです。


富士花鳥園でフクロウと記念撮影!

富士花鳥園 メンフクロウと記念撮影
2017年に富士花鳥園を訪れた時、フクロウと記念撮影をする事が出来ました。

フクロウは足の爪が鋭いので、革製のクッションを肩に乗せて、そこにフクロウを留まらせて撮りました。

このフクロウはメンフクロウですが、とても大人しかったですね。


巨大な飛べない鳥・エミューの群れと触れ合う!

富士花鳥園 エミュー

富士花鳥園の最奥部に行くと、待ち受けているのはオーストラリア産の巨大な鳥・エミューの群れです。


木の柵で外部と仕切られたエミュー舎には、沢山のエミューがのし歩いています。

柵の一部が扉のようになっており、中に入る事が出来るんですが、僕と妻のバク子が訪れた2017年の時点では「入っていい」も「入らないで」も「安全です」も「危険です」も、看板やディスプレイによって得られる情報が何も無く、近くに飼育員の方もおらず、どうしたらよいか、よくわかりませんでした。

この時はさんざん迷った挙句、せっかく来たんだからと、試しに入ってみました。

縄張りに侵入された事で怒り狂ったエミューが襲ってきてもすぐに逃げられるように、様子を窺いつつでしたが。


恐る恐るエミュー舎の中に入ってみると、意外にもエミューはとても大人しい動物で、襲われたり威嚇されるような事は一切ありませんでした。

そして人に対してもさほど関心が無いようで、一定距離を超えて近づいてくる事もありませんでした。

むしろこちらから接近しようとするとスッ・・・とさりげなく距離をとるのです。
さながら、東京のオフィス街でお互いに絶妙な距離をとり合ってすれ違うビジネスマンのような・・・

そんなソーシャルディスタンスの名人でした。

富士花鳥園 エミュー
ディスタンスをとりつつ(とられつつ)エミューと触れ合いました。


富士花鳥園 エミュー


富士花鳥園 エミュー


富士花鳥園 エミュー


富士花鳥園 エミュー

最初は大きくて怖かったエミューですが、とても温和な鳥だという事が分かって、大好きになってしまいました。


これだけ大きな動物の群れの中で同じ時間を過ごすという経験は過去になく、今後もなかなか無いと思います。


人なつっこく寄って来るわけではないけど、拒絶もされない。

あの不思議な空間にまた行きたいなと思います。


この記事を書いた人
せみやま せみやま
生き物が大好きなWebエンジニアです。
身近な自然を楽しみながら暮らしています。

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