スズメ対コガネムシ
僕が近づくとスズメたちは逃げ、後に残されていたのは、緑色のコガネムシでした。
カナブンだと思ったんですが、調べてみるとカナブンよりも鼻先(?)が短く「コガネムシ」という名前のコガネムシである事が分かりました。
「コガネムシの仲間」というグループ名としか認識していなかったコガネムシ。
「コガネムシ」という名前のコガネムシがいる事も知りませんでした。
光沢がとても美しく「黄金虫」と名付けた昔の人の感性、良いと思います。
春~夏のスズメは肉食性が高まり、積極的に昆虫を食べる
スズメは元々雑食性ですが、特に春から夏の間は子育ての時期にあたります。卵を産み、ヒナを育てる必要があるため、他の時期よりも昆虫をエサとして捕らえる事が多くなります。
今回、コガネムシを襲っていたのも、子育て中のスズメだったんでしょうね。
二羽はつがいのオスとメスだったのかもしれません。
僕がたまたま通りがかったためにスズメの攻撃は中断し、コガネムシはスズメ二羽からの猛攻を受けてぐったりしていましたが、わずかに動いていました。
せっかく生き延びたのだからと、せめて車に轢かれる事の無いように道の端にコガネムシを移動して、その場を後にしたのでした。