自宅でウグイスに初遭遇&撮影!
以前、自宅の庭でキツツキに遭遇して驚いた!という記事を書いたんですが、今回はウグイスが我が家を訪問しました。
僕も妻のバク子も、ウグイスを見たのは初めてで、とても嬉しかったです!
図鑑などで見て、だいたいどんな風貌の鳥かは知っていたんですが、ようやくリアルウグイスを観察することができました。
そして改めて思ったんですが、めちゃくちゃ地味な鳥ですね。
よくメジロと混同される事の多いウグイス。「うぐいす色」という色のイメージから連想するのは鮮やかなグリーンですが、そうした羽色を持っている鳥はメジロであって、これが混同される理由です。
ウグイス自身はくすんだグレーの体色で、羽はほんの少し、茶色みがかっています。
枯葉や枯草と調和する、ステルス性能の高い小鳥だと思います。
ウグイス 来訪時の様子
ウグイスが現れる直前まで、庭木は別の鳥たちで賑わっていました。小型のキツツキ・コゲラの「ギー」という声を聴いて窓を開けてみると、柿の木に留まって「カンカンカンカァン!」と猛烈な勢いで枝をつつくコゲラの姿が飛び込んできました。
網戸越しに、1メートルほどの距離でじっくりと観察する事ができました。
コゲラ以外にもシジュウカラ、ヒヨドリがやってきて、いつにも増して賑やかでしたね。
観察する内に、コゲラが玄関側のヤマウルシの木に移動。
こちらからは網戸越しではなく、窓ガラス越しに観察ができるので、撮影すべく望遠カメラを引っ張り出しました。
しかし残念ながら、枝の後ろに隠れてうまく撮れない内に、コゲラは飛び去ってしまいました。
残念・・・と思っていると、コゲラと入れ替わるように音も無く、別の小鳥が出現。
一瞬、なんだ??と思ったんですが、すぐにウグイスだと気づき、急いでシャッターを切りました。
自宅で野鳥が見られる幸せ
自宅でウグイスやコゲラなど、色んな鳥に会えるのは、とても幸せですね。アパート暮らしをしていた時も、ベランダ側が水田に面していたので野鳥を観察する事はできたんですが、さすがにキツツキ(コゲラ)やウグイスはいませんでした。
元々、生き物が好きでしたが、今の家に引っ越してきてから、ますます好きになってきている自分がいます。
小さな家ではありますが、冬は鳥が観察しやすいし、春~秋は庭に出れば、ほぼ毎日のように、初めて見る昆虫に遭遇する事ができます。
思えば実家もかつては敷地内に100本ほど樹が生えていて、果樹もリンゴ、カキ、イチジク、サクランボと豊富にあったので、色んな鳥や虫に会えました。
自宅の敷地内でコクワガタを獲った事もありますし、夏は灯火に引き寄せられたカブトムシがよく来ていました。
庭を歩けばいつでも色んな虫に会えました。楽しかったですね。
自宅がちょっとした雑木林になっていましたが、残念ながら今は更地です。
2014年の豪雪の時に、母と弟と3人でヒイヒイ言いながら雪かきをしたんですが、木が多くて雪かきがスムーズにできなかったのが相当こたえたらしく、母が「木は全部伐る!」と強硬に主張。
100本近くある木を剪定やら何やら、ご近所に迷惑をかけないように管理するというのも非常に大変な作業なので「嫌だ!」とも言えず、そのまま業者に頼んで伐採する事になりました。
更地になった実家の敷地を見て、どうしようもない喪失感に襲われたことを覚えています。
実家の雑木林と比べると規模は小さいですが、今の家に引っ越して、庭で鳥や昆虫と遊ぶ事ができるようになって、少し、自分を取り戻せたような気がしています。