knoxbrainブランドの消滅とバクのリストラ
knoxbrainというブランドをご存じでしょうか?
僕は最近、妻のバク子に教えてもらうまで知りませんでした。
そして、知った時にはブランドはもう終わっていました。
knoxbrainとは
knoxbrainは、株式会社デザインフィルが展開していたブランドです。革製バッグのブランドであるKNOXから派生する形で1985年に誕生し、システム手帳を中心とするステーショナリーのブランドとして、人気を博してきました。
knoxbrainとバクのロゴ
2008年、knoxbrainはバクのロゴの導入に踏み切りました。「The Dream Porter」(夢を運ぶ者)という新しいコンセプトを打ち立て、そのシンボルとして、バクを起用した訳なんですね。
働く女性のための手帳、という路線を取っていたknoxbrain。
穏やかで優しいバクが、女性に支持されると見込んでの採用だったと思います。
knoxbrain 新ロゴのコンセプト
実際、妻のバク子もバクのロゴを採用して以降のknoxbrain商品を愛用してきました。
手帳に付属していたカード。
キャッシュカードのようなデザインで、気が利いてますね!
キーホルダーとストラップ。
バクのリストラ
2008年のバクのロゴの導入から、ちょうど10年後の2018年、knoxbrainは親ブランドのKNOXと統合されました。それに伴い、バクのロゴも姿を消してしまいました。
上の写真は、knoxbrain/KNOXの、新旧のシステム手帳用紙です。
上は、knoxbrain時代の用紙です。バクのロゴが印刷されています。
こちらが、現在販売中のKNOXの用紙です。バクはどこかへと旅立ってしまいました。
ブランドの方向性や経営方針などによるものと思いますが、バクが消えてしまったのは悲しいですね…。
ロゴからリストラしたキャラクターといえば、代表格はかっぱ寿司でしょうか。
かっぱ寿司のカー君。相方のパー子ちゃんと共に、2016年にリストラされてしまいました。