LUCKY DOG(黄桜・ KIZAKURA)
今日の晩酌は黄桜株式会社の「LUCKY DOG」で。
黄桜というと、カッパの歌で有名な日本酒メーカーですが、ビール製造の歴史は意外と長く、1995年から開始しています。
90年代の「地ビール」ブームの頃から今にいたるまで、個性的なビールを出し続けているメーカーです。
この「LUCKY DOG」は、黄桜が展開するビールのラインナップの「LUCKYシリーズ」の1商品。
他にも「LUCKY CAT」「LUCKY CHICKEN」など、動物イラストが目印の商品が展開されています。
地元のスーパーやコンビニでは、「LUCKY DOG」と「LUCKY CAT」しか見た事が無いですね。
「LUCKY CHIKEN」(ニワトリ)や「LUCKY COW」(牛)も、地元で買えれば試してみたいなあ。
目次
LUCKY DOGの特徴
苦みがやや前面に立つペールエール
一口含むと、わりとキリッとした苦みが感じられます。香りも適度に感じられ、全体的にバランスの良い、美味しく飲めるビールだと思います。
京都の名水使用!
黄桜のLUCKYシリーズの特徴として、京都の名水で作られたビールである事が挙げられます。日本酒メーカーとして、京都の名水を使った酒造りをしてきた黄桜ならではですね。
原材料にお米が使われている!
原材料を見ると、なんと「米」の記載が。世界広しと言えども、お米が使われているビールはほぼ無いのではないでしょうか?
このLUCKY DOGに関して言うと、普通に飲んだ限りでは、お米の風味を感じる事は無いんですけどね。
原材料・米。
これも黄桜ならではの特徴と言えると思います。
ホップはカスケードを使用
ホップには、香りの良さからクラフトビールに多く用いられ、「IPA(インディアンペールエール)には欠かせない」と言われる「カスケード」を使用しています。高い完成度を誇るが、強力なライバルが・・・
このビールとよく似た方向性のビールとして、オラホビールの「キャプテンクロウ エクストラペールエール」があります。クッキリとした苦みと、濃厚なホップの香りが特徴のIPAで、クラフトビールが好きな人なら全員知っているんじゃないでしょうか。
「LUCKY DOG」、善戦はしていると思うんですが、同じ方向性、価格帯のビールとして「キャプテンクロウ」の存在があまりにも大きく、この2商品が並べられた時、「LUCKY DOG」を選ぶ理由というのは、自分にはあまり見つけられなかったです。
黄桜のビールの中でも「Japanese Spirit」というペールエールは、やはり「キャプテンクロウ」と同じ方向性のビールではありましたが、結構、競っていたような気はするんですが、あまり売っていないので、比較検討出来ずにいます。
黄桜 Japanese Spirit
まあ、ペールエールなら「キャプテンクロウ」買っておけば間違いない、みたいな所は正直あります。
ただ、大手メーカーが作るビールにほとんど美味しいと思える商品が無い中、「LUCKY DOG」は健闘していると思うので、より美味しく、面白いビールを出してくれたらいいなと思っています。
黄桜の今後に期待しています!