イランド(でかすぎるレイヨウ)
先日、上野の国立博物館を見物した際、動物の剥製が多数展示してある一角があった。
その中に、一際異様な雰囲気を持った剥製があり、思わず足を止めてしまった
見た目はガゼルとかインパラとか、アフリカ産のウシ科の動物、いわゆるレイヨウの一種なのだけど、異様にでかいのだ。
これは縮尺おかしくないか? 製造ミス(?)ではないのか?
と思って調べたんだけど、どうもそういう生き物らしい。
イランド、別名エランド。
アフリカに生息するレイヨウの仲間で、肩高2メートル、体長3メートル、大きい個体だと体重は1トン近くになるという、化け物じみた生き物。
動物図鑑を眺めるのが好きで、哺乳類に関しては、もうそんなに知らない生物もおらんわと思ってたけど、イランドに関しては図鑑で見た印象と違いすぎて驚かされた。
実際に生きている個体を見たら更に圧倒されそうだけど、日本では現在飼育している動物園は無く、過去の飼育例もないらしく残念だ。