自宅で柿の収穫(富有柿)
自宅の庭には柿の木が生えていて、秋になると沢山の実をつけます。
ただ、今年は7月の長雨の影響で多くの実が落ちてしまい、残った柿もスズメ・ムクドリにつつき回されて、状態の良い柿がほとんど無くなってしまいました。
全てを鳥に食い尽くされる前に、残った実を収穫する事にしました。
鳥のクチバシを受けていない実は、熟していない実がほとんどですが、日当たりの良い縁側にしばらく置いておけば、追熟して甘い実になります。
脚立で手が届く範囲の柿は、実をクルクル回して枝からむしり取ります。
それでも届かない場合は、高切りバサミを使います。
高い所にあるカキが落ちてくると、危ないし実も傷んでしまうので、高切りバサミを使う時はコツが要ります。
高切りバサミで実のついた枝を切断したら、ハサミを開かず、そのままハサミで枝をつかむように固定すると、柿を落とさずに回収できます。
1人で高切りバサミを使って柿の回収まで行うのは大変なので、やるなら2人1組でやる事をおすすめします。
1人が脚立に上って高切りバサミで枝を切断し、そのまま枝を掴んで固定。
ハサミで枝を掴んだまま地面に下ろして、地上にいるもう一人が柿を回収。という要領です。
慎重にハサミを使っても、カキは落ちる時は落ちるので、地上で待機する方は、柿の真下にはいない方が安全です。
回収した柿。
表面がカビてしまっている実もありますが、食べる時に表皮を削れば問題ありません。
自宅の柿の木は、自分と妻のバク子が住み始める以前から生えていました。
なので柿の品種は、正確には分かっていません。
柿の品種は見た目の差異が少なく、同定が大変なんですよね。
ただ、大体の目星はつけていて、完全甘ガキである事と見た目の特徴から、富有柿だと考えています。
富有柿は柿の品種の中で生産量も最も多いので、おそらく間違いないでしょう。
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柿の話と直接は関係無いんですが、カキ取りの最中、ずっと近くの塀にとまっていたガです。
綺麗なガですよね。
すぐ近くで撮影しても全然逃げず、かなり寄って撮れました。
初めて見ましたが、ミノウスバというガのようです。
オスの触角は櫛歯状になっているそうですが、写真の個体の触角は櫛歯状ではなくシュッとしているので、どうやらメスのようです。