山梨県山中湖村 山中浅間神社の狛犬
狛犬サイトを見ていたところ、この山中浅間神社にかわいい狛犬がある事を知り、ぜひ会いたくて山中湖村まで行ってきました。
山中湖畔に到着。
白鳥型のボートがひしめいていました。
山中浅間神社の境内。
行ってみて初めて分かったんですが、この神社、狛犬が全部で3対、合計6匹の狛犬がいるんですね。
お目当ての狛犬は、その中でも一番小さく、古い物です。
山中浅間神社の小さな狛犬
向かって右にいる阿像。
子狛に前足をかけています。
台座は昭和59年に寄贈されたものですが、狛犬自体はもっと古い時代のものですね。
子狛のゴブリン然とした表情が面白いですね。
吽像です。
逆光でドリーミーな写真になりました。
日当たりの加減のせいか、阿像とは風化の様子が異なっていました。
山中浅間神社の岡崎現代型狛犬
岡崎現代型と言われる、量産タイプの狛犬もいました。
ちょっと目がロンパり気味かな?
昭和29年9月に奉納されたものです。
向かって右が吽、左が阿になっていて、一般的な立ち位置とは逆ですね。
山中浅間神社の大きな狛犬
3対の狛犬の内、一番大きくて新しい狛犬で、本殿のすぐ手前に置かれ、守護の任務に就いています。昭和48年に奉納された、大きくて立派な狛犬です。
通常、新しいものほど量産型の「岡崎現代型」である事が多いんですが、この狛犬はわりと個性的な外観をしています。
山中浅間神社の狛犬は、
・年代不明のはじめ狛犬
・昭和29年の岡崎現代型
・昭和48年の個性派狛犬
という、けっこう珍しい構成になっています。
阿像。迫力のある造形です。
吽像。
山中浅間神社 境内の風景
本殿前に、木の馬が立っていました。
この建物を、神輿を納めるための神輿舎。
神輿は、昭和天皇の在位60周年を記念して改修されたようです。
ガラス越しに、神輿が見えました。
御水舎(おみずや)の龍。
昭和56年に竣工されたものです。
今回の山中浅間神社 狛犬ツアー。
目当ての小さくかわいい狛犬にも会えた上に、迫力ある大型狛犬、紅葉など、見所が多く楽しめました。
特に紅葉を背景に狛犬を撮れたのは、思わぬ収穫でした!