地球が凍りつく日(アルバトロス配給)
※ネタバレあり
アラスカの石油採掘地を調査中のチームが、謎の怪現象に襲われるサスペンス映画。
あまり感情移入できる人物が出てこないので、いまいち没入できません。
怪現象も、いまいちつかみどころのない感じで、ふわふわしています。
ひどいのが、クライマックスで温暖化で極地の氷が解け、大洪水が起こっているのに、「地球が凍りつく日」という真逆の邦題がついている事です。
原題は「Last Winter」で、こちらはきちんと内容に沿ったタイトルなんですが。
ただ「地球が静止する日」という映画にかぶせたいだけだったようです。
聞くところによると、この映画を日本で配給したアルバトロスという会社、大ヒットした「アメリ」の配給会社なんですが、おどろおどろしいホラー・サスペンス系の映画が大好物で「アメリ」の一見ホラーに見えなくもないジャケットを見て「これ買おう!」と配給したところ、内容は全然ホラーではなく、アルバトロス史上最高のヒット作となったそうです。