OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版

OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版


OSANNA(オザンナ)というバンドの「Palepoli」(パレポリ)というアルバムの紙ジャケット版を購入したので、それについて書いてみたいと思います。

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OSANNA(オザンナ)とはどんなバンドか

OSANNAはイタリアのナポリで結成されたプログレッシブ・ロックバンドです。

ナポリを拠点に活動していたバンド「CITTA FRONTALE」のギタリスト、ダニーロ・ルスティーチが、メジャーバンドのSHOWMANの管楽器奏者だったエリオ・ダンナと意気投合し、ボーカルのリノ・ヴァレッティ、ベーシストのレロ・ブランディ、ドラマーのマッシモ・グゥアリーノを加えた5人で、1971年に結成しました。

キング・クリムゾンの流れを汲むプログレッシブ・ロックやジミ・ヘンドリックスなどの音楽的な影響を受けつつも、イタリアやナポリという土地の土俗的な部分をバンドの楽曲に盛り込み、さらに各人が持つ高度なテクニックが楽曲の緊張感と完成度を最大限に高める事に成功しています。

1973年には、イタリアン・プログレの金字塔との呼び声の高い「Palepoli」を発表。

1979年に活動休止の後、20年の時を経て1999年に再結成。
2010年には初の来日ライブも開催されました。

OSSANA「Palepoli」




「Palepoli」とは、ローマ帝国成立以前にイタリアに存在していた幻の都市「パレアポリス」を題材にした、叙事詩的な作品です。
ボーカル部分は、OSANNAのメンバーの出身地であるナポリの方言で歌われています。

全部で40分と決して長いアルバムではありませんが、静から動、また静への転換の巧みさ、一つ一つのメロディーの美しさとロマンティシズム、躍動感、荒々しく土俗的な完成が入り乱れて、凄まじい密度で襲いかかって来る、名盤中の名盤です。


「Palepoli」の歌詞は下のサイトで見る事ができます。

Oro Caldo

「Palepoli」の開幕曲です。

エキゾチックな雰囲気のあるメロディと、遠い異国の街の雑踏、何かを喋っている人々。
何か得体の知れない事が始まりそうな、そんな雰囲気です。

パレアポリスの様子が描写されますが、人々は決して屈託無く生きている訳ではないようです。

フルートやギターによる迫力のある即興演奏パート。

歪んだギターでさんざん挑発した後、唐突にエモーショナルで抒情的な語りへと転換。

静と動に感情を揺さぶられますが、破綻するギリギリのところで成立しているような、そうでもないような、分かりませんが、とにかく聴き入ってしまいます。


Stanza Citta

序曲「Oro Caldo」と最終曲「Animale Senza Respiro」を繋ぐ間奏曲です。

序曲の導入部と同様、エキゾチックな雰囲気が流れています。

Animale Senza Respiro

間奏曲から、転がり落ちるように激しく転換。

そして一気に静寂が訪れ、パレアポリスの最も深い闇が真の姿を現す。そんなイメージから、曲はアルバム全体の中で最高の盛り上がりへとなだれ込んで行きます。


雑多なもの、ドロドロしたもの、闇、洗練されていないものが一緒くたに煮込まれた凄まじい混沌。

その中に、あまりにも美しいメロディと抒情も描かれている、とんでもない作品です。


泣きのメロトロンから最後の大サビで全てを解放し、超越した高みに上り詰めていく展開は、音楽という芸術の一つの到達点ではないかと思っています。

OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版の中身

OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版は、ケース状になった紙ジャケットの中も見所です。

OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版
ライナーノーツ。

OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版
曲は以前から聴いていたんですが、OSANNAの見た目はチェックしていませんでした。
こういう見た目の人たちだったんですね。
かなり、歌舞いてますね。


OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版
CDケースにもアートワークが。


OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版
裏側は、歌詞カードになっています。

OSANNA「Palepoli」紙ジャケット版
CDラベルは「Palepoli」を含むOSANNAの再版CDシリーズで統一のデザインになっているようです。


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この記事を書いた人
せみやま せみやま
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