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静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

この記事は、下の記事「静岡 龍華寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・前編)」の続きです。




能満寺へ出発!(静岡ソテツ紀行)

龍華寺が思った以上に要素が多く楽しすぎる場所だったので、1時間以上滞在していました。

午後2時ごろ龍華寺を出て、次の目的地である静岡県榛原郡吉田町の「能満寺」へ車で移動を開始しました。



龍華寺から高速を使わずに車で移動した場合、約1時間ほどで能満寺まで行く事が出来ます。

静岡 海岸


海沿いの国道150号を車で南下していきます。

久しぶりに海を見る事が出来て、テンション上がりました!


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

能満寺までの道中、味のあるお店を発見。
やはり海が近いと、潮風で錆びやすくなるようです。


15時半ごろ、能満寺に到着。
夕暮れが近づき、天気も曇っていたので、暗くなって撮影ができなくなる前に撮影を済ませよう!と、やや急ぎ足で巨大ソテツを目指す事にしました。

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)



能満寺までの参道は、ソテツが繁茂。

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

どれもまっすぐに伸びた、立派なソテツです。


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

たわわに実をつけた雌株がありました。


能満寺 ソテツの実

この実がやがて、新しい世代のソテツになっていくんですね。


能満寺 ソテツの実

実の表面は、産毛のようなものが生えていました。


能満寺の巨大ソテツ(雄株)日本三大ソテツの1本!

本堂へ続く門をくぐると、そこに見たかった巨大ソテツがありました。


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)


でかい!!

龍華寺の大ソテツは比較的、開放的な空間に植えられていましたが、能満寺のソテツは本堂に覆いかぶさるように成長して、その全貌が見えづらくなっていました。


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

本堂と折り重なるようにして、ひとつの風景を作り出していました。


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

大ソテツの一部です。


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

ここにも、良い枝ぶりのソテツが。


泣いたソテツ・能満寺のソテツと家康の関係

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)


能満寺のソテツには、徳川家康に関わりがある言い伝えが残っています。

家康がこの地を訪れた折、大ソテツを気に入り、駿府城に運ばせました。
ところが夜な夜な「いのう…(帰ろう)いのう…(帰ろう)」と泣いたので、哀れに思った家康が、能満寺にソテツを帰してあげた…という話です。


信長も、似たような話が・・・。

ちなみに信長にも似たようなエピソードがあります。
というか、ほとんど同じ話です。

これは「日本三大ソテツ」の1本、大阪・妙国寺の大ソテツにまつわる話なんですが、家康と大体同じような流れで、ソテツを安土桃山城に持ち帰ります。

ソテツが夜泣きをして帰りたがるところまで一緒なんですが、そこは信長。
帰りたがるソテツに逆ギレして、怒り狂って刀で切りつけます。
刀で切りつけたソテツから鮮血が吹き出したので、さすがの信長も怖くなり、ソテツを妙国寺に返却した…というものです。

家康の話とほぼ同じ筋書きですが、オチはしっかり信長らしさを感じさせる辺りが面白いですね。

鳴かぬなら殺してしまう上に、泣いても殺す!
そんな感じなんでしょうか。


能満寺 境内の風景

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

龍華寺に続いて能満寺の大ソテツへの謁見が叶い、「日本三大ソテツ」の内、二大ソテツまでを立て続けに見る事が出来ました。

静岡は、期待以上のソテツ天国。
胸いっぱい、お腹いっぱいになれました。


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

かつて本堂に使われていた鬼瓦のようです。


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)


静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

境内に生えていたカラスウリ。

能満寺や、隣接する小山城跡は「能満寺山公園」という大きな公園の敷地の中に含まれています。
緑が多く、いたるところで鳥の声がする、自然が豊かな良いところでした。


小山城跡

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

小山城跡。

この小山城についてはよく知らず、「へー、こんな所に城あるんだ。とりあえず写真撮っとくか」という感じだったんですが、後で調べてみてびっくり。

城のベースこそ今川家が作った砦でしたが、本格的な改築を行い「城」と呼べる建築に仕上げたのは、かの武田信玄だったと言うじゃありませんか。
山梨県民の自分としては、縁が深い場所だったんですね。

無双を誇った武田騎馬隊が、織田・徳川連合軍の鉄砲隊に壊滅させられた「長篠の戦い」で、生き残った兵が逃げ帰って来たのも、ここ小山城だったのだそうです。


小山城

現地に来るまで小山城の事は完全にノーチェックでしたが、実はご縁が深い場所だったとは・・・なんだか不思議な感じがします。


野鳥にも会えた! コゲラ、ヤマガラ

ソテツを見終わって時間があれば、静岡の野鳥スポットに立ち寄りたいなと思っていたんですが、龍華寺も能満寺も見所いっぱいで、時間の余裕が無くなってしまいました。

野鳥撮影用の超望遠デジカメ「RX10M4」を持ってきていたんですが「これ要らなかったかな、無駄な荷物になっちゃったなぁ」と、ガッカリしていたところ「カカカカカッ」と、聞き覚えのある音が。

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

日本最小のキツツキ、コゲラが木をつついていました!

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

自然が豊かだなと思ってはいましたが、ちょっと歩いた程度ですぐに遭遇出来たので、なかなかの生息密度じゃないでしょうか。

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

ヤマガラもいました。木の実をくわえて、木のウロに出入りしていました。
ヤマガラはエサの少ない冬のために、木の幹や樹皮の割れ目に木の実や種子を蓄える習性があるそうで、まさにその真っ最中だったようです。


小山城売店 しらすのまどぐち

能満寺山公園の入り口には、榛原郡吉田町の名物である「シラス」にスポットを当てた「しらすのまどぐち」という特産品の売店があります。

閉店時間ギリギリの時間に
「せっかく来たし、ちょっと覗いて見ようかな?」と入ってみたところ「ごめんね、もう終わっちゃったんだよ~」との事。

「あ、そうなんですね」と帰ろうとしたところ「そうねぇ・・・せっかく来てくれたし、いいよ!見て行って!」
と、入店を許可してもらい、ありがたかったんですが、ちょっと何も買わずには出づらい感じになってしまいました。

時間も押しているため、あまりじっくり選ぶことも出来ず「まあ、シラスって名前に入ってるお店だし、かなりシラス推しな感じだから・・・」と、よく分からないまま「シラスの沖漬け」を購入する事にしました。

「シラスの沖漬けね、これは冷蔵庫で解凍してね。
解凍してシャーベット状になったくらいが最高に美味いんだよ!」

というアドバイスをいただいたんですが、
はて、シラスがシャーベット状で最高に美味いって、それは・・・そういうもの?


結局、シラスの沖漬けに関しては自宅に戻って解凍する中で、シャーベット状よりも解凍が進んでしまい、お店の方が「最高」と言っていた状態では食べる事が出来ませんでした。

静岡 能満寺の巨大ソテツ(静岡ソテツ紀行・後編)

解凍したシラスの沖漬け。

ただ、ご飯にかけて食べましたが、めちゃくちゃ美味かったです。
本当に美味かったです。日本酒が飲みたくなる味でした。

再訪の際には、ぜひ購入したい一品です!!





静岡ソテツ紀行 まとめ

龍華寺と能満寺を1日で周る、久しぶりの遠出にしてはなかなかの強行軍でしたが、どちらのお寺も、それぞれの巨大ソテツも個性的で、周囲の風物も楽しむ事が出来て、すごく充実した一日でした。


龍華寺で買った御朱印帳の事や、能満寺の帰りに寄った菓子店など、書ききれなかった事も色々あるので、単発の記事としてご紹介する予定です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


この記事を書いた人
蝉山 蝉山
生き物が大好きなエンジニアです。
山梨県で、身近な自然を楽しみながら暮らしています。
自作の漫画4コマイラストも制作しています。

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Posted by 蝉山