stand.fmで高音質で収録!外部マイク・マランツプロ MPM1000UをiPhoneに接続
こんにちは。自然を愛するWebエンジニア、せみやまです。
↑最近、上の出だしで始まるネットラジオを配信していて、今回はそのラジオの収録のために、iPhoneに繋いで使える高音質のマイクを買ったよというお話です。
目次
iPhoneのマイクもいいんだけど…
stand.fmでの収録を始めたばかりの頃は、普通にiPhoneの内蔵マイクで録音をしていました。ですが、この方法で録音した音声を後で自分で聞き返してみると「サーッ」という、ホワイトノイズが目立って聞こえる事に気づき、何とかしたくて解決方法を探っていました。
ソロで喋るなら単一指向性マイク!
色々調べてみたところ、一人で喋って収録する分には、単一指向性マイク(コンデンサーマイク)を使うと良い事が分かりました。iPhone内蔵マイクが全方位の音を拾うのに比べて、単一指向性のマイクは正面の音を集中的に拾うため、雑音が入りづらいという利点があります。
大勢で喋る場合は全指向性、2人で向き合って喋る番組であれば双指向性マイクなど、用途に応じて使い分ける必要はありますが、僕のチャンネルの場合は基本的に一人で喋っていますし、ゲストを呼ぶ場合も、それぞれの自宅で喋る事になると思うので、単一指向性マイクを購入する事に決めました。
単一指向性マイク(USBコンデンサーマイク)マランツプロ MPM1000U
今回、ネットで評判の良かった単一指向性マイク「マランツプロ MPM1000U」を購入しました。
PCなどには付属のUSBケーブルでシンプルに接続できるのですが、iPhoneにはUSBポートが無いので、もう一工夫必要になります。
マランツプロ MPM1000UとiPhoneを「Lightning USB カメラアダプタ」で接続
iPhoneにはUSBマイクを直接、接続する事はできませんが、Lightning端子からUSBポートを拡張する事で、USBマイクを接続する事ができます。1つのLightning端子を、単純に1つのUSBポートに拡張するアダプタもありますが、使用中に充電できないのは不便なので、アダプタにLightningポートがついているものがおすすめです。
僕は下のような商品を購入して使っています。
USBマイクから伸びたケーブルを、アダプタに繋いで、アダプタとiPhoneを接続しています。
Lightning USB カメラアダプタ。僕の買った3in1タイプには、USBポートが2つついています。
USBポートの裏にはLightning端子がついています。
この端子とPCのUSBポートをLightningケーブルで繋げば、マイクを使用しながら充電する事ができます。
USBマイク iPhone側で、特に設定は不要
USBマイク・Lightning USBアダプタ・iPhoneが接続できていれば、iPhone側で特に設定をしなくても、USBマイクによる録音が可能です。マランツプロ MPM1000Uをマイクスタンドにセット!
マランツプロ(マイク本体)だけで6,000円くらいするし、手で持ったり、机の上に置いて喋ればいいかなぁ…
とも思ったんですが、結局、マイクスタンドも買ってしまいました。
音質には直接は関係無いですが、マイクの高さや角度を調節できるので、とても快適に収録する事ができるようになりました。
ついでにポップガードも買ってみた
マイクへの雑音や汚れをガードするという、ポップガードも買ってしまいました。装着時・非装着時の、音質の明確な差はよく分からなかったんですが、あまりにもマイクに口を近づけて喋ると音が割れる事があるので、それの防止という意味では、ありかなと思っています。
iPhone内蔵マイクとマランツプロ MPM1000Uの音質を比較してみた
僕のラジオ番組「セミラジオ@自然を愛するWebエンジニア」ですが、2月21日以降の収録から「マランツプロ MPM1000U」で録音しています。下の「4コマを描いたら結婚できた話」は「マランツプロ MPM1000U」を使って録音しています。
山梨県の方言「ジャッシー」についてお話した回は、iPhoneの内蔵マイクで録音しています。
いかがでしょうか?
自分では、iPhone内蔵マイクで録音した「山梨県の方言 ジャッシー」の方がホワイトノイズが多く、USBマイクで録った「4コマを描いたら結婚できた話」の方が、若干クリアに聞こえるかなと思っています。
ラジオも始めたばかりで、形から入りすぎてるな~と他人ごとのように思うんですが、音質も改善されましたし、色んなデバイスがにょきにょきとiPhoneから生えている絵面が面白いので、自分的には満足しています。
iPhoneからにょきにょきと生えるデバイスたち。