マオウ シンコ・エストレージャス・セッション IPA
今年最後の記事は、2020年の飲み納めとして選んだ、ちょっと変わったビールをご紹介したいと思います。
名前が長いんですが「マオウ」というメーカーが出している「シンコ・エストレージャス・セッション IPA」というビールです。
スペインのトップシェアビールメーカー、マオウ
マオウ(mahou)はマドリッドに本社を持つスペインのビールメーカーで、同国のビールのシェア一位を誇ります。スポーツの協賛にも力を入れており、マオウのビールは世界3大サッカーリーグ「ラ・リーガ(旧名リーガ・エスパニョーラ)」のオフィシャルビールとして、多くのサッカーファンに愛されています。
マオウ シンコ・エストレージャス・セッション IPA
このビールのキャッチーな特徴として、なんといってもその可愛いジャケットが挙げられます。地元のスーパーのビール売り場に寄った時、妻のバク子が「なにこれ?かわいいね」と言って見つけてくれました。
とても目を引く外観ですよね。
この絵は、スペインのバルセロナ出身で、アメリカで活躍するイラストレーター・ハビエル・ガジェーゴ氏によるものです。
ガジェーゴ氏はポップで面白いモンスターのイラストを得意とされている方です。
ハビエル・ガジェーゴ氏のインスタグラム
ビールの味は、ジャンルはIPA(インディアンペールエール)とされていますが、IPAの特徴である苦みは少なく、その代わり、もう一つの特徴である「香り」が強力です。
とてもフルーティーで飲みやすいビールなんですが、単にフルーティーと言うだけのものではなく、独特の濃厚な果実味が感じられ、それがこのビールならではの美味しさに繋がっています。
アルコール度数は4.5と低めです。量も330mlと、普通の缶ビールより少しだけ少ないですね。
気軽に飲めて爽快感を味わえますが、しっかりとした飲み応えと独特の香り・果実味が楽しめる、とても美味しいビールでした。