ダーウィンが来た!「密着!幻の白いオオカミ」感想
週末、一番搾りを飲みながら、妻のバク子と録画しておいた「ダーウィンが来た!」の「密着!幻の白いオオカミ」を見た。
この回に取り上げられた動物は、北極圏に住むホッキョクオオカミ。
オオカミって目が怖いものだけど、このオオカミは目の色素が濃く、体毛も白くモフモフで、サモエドみたいでとても可愛い。
オオカミの中では気性がおとなしい方だと、wikipediaにも記載がある。
人が住まない極地にいるせいか、人を恐れず、撮影班の持ち物をひっぱったり、スマホを口でくわえて持ち去ったりしていた。
「おとなしいオオカミなんだな~」となごみつつ観ていたのだけど、後半にまさかの鬱展開が待っていた。
群れの中で順位が低いメスが、それでも群れに貢献しようと、自分の子供ではない子オオカミの面倒を見たり、授乳までして尽くすのだけど、食べ物の少ない極地の生活はやはり過酷。
満足に食べ物も分けてもらえず、体を壊し、ついには倒れてしまう。
群れの女王オオカミの、悲しい遠吠えが響き渡る…。
あれっ…。
なにこの展開…。
倒れる直前のオオカミは、足元も覚束ない感じで、いかにも痛々しかった。
さらに畳みかけるように、撮影班が観察している群れのオオカミの一匹が、単独行動中、他の群れのオオカミ3匹に目をつけられ、寄ってたかって噛み殺される…という映像が流れる。
誰だ、「おとなしいオオカミ」とか言ったのは。
「ダーウィンが来た!」ずっと見ているけど、屈指の衝撃回だった。
引用: ダーウィンが来た!「密着!幻の白いオオカミ」