井富溜池で自然観察（コエゾゼミ・マルハナバチ）
8/13に井富溜池に行って来ました。
今年2度目の探訪になります。
https://semiyama.com/itomi-tameike2/
2021年に初めて井富溜池を訪れた時は、コエゾゼミの割れんばかりの大音響で、めちゃくちゃうるさかったです笑
ですが、今年の7月に訪れた時は、コエゾゼミの鳴き声は聞こえませんでした。
コエゾゼミに再会するため、2021年に訪れたのと同じく、8月10日の付近に訪れる事にしました。
なんですが、2021年の時のようなコエゾゼミの大音響は聞こえず…
エゾゼミ系の虫は「当たり年」と言って大発生する年があるようで、2021年はコエゾゼミの当たり年だったのかもしれません。
気を取り直して、生き物の観察を始めました。
ショウジョウトンボのオス。
このポイントでは、来る度に見ています。
翅の後端部が黒いバッタがいました。
ツマグロバッタという種のようです。
マダラヒメバチがいました。
アゲハの幼虫に寄生する、寄生バチです。
キリギリス類の幼虫。クサキリかヒメクサキリかな？
結構、たくさんいました。
ヒナバッタ。トノサマバッタ等よりも、湿度がある場所を好む種です。
イトトンボの交尾。
オスグロトモエという蛾がいました。
大きめのアブ、ヨコジマオオヒラタアブがいました。
イタドリの花に、マメコガネが来ていました。
トンボ。おそらく、体色がまだ赤くなりきっていないアキアカネではないかと思います。
秋には真っ赤な個体が見られる事でしょう。
シオカラトンボの交尾。
フタイロコヤガ。
黄色と茶色のコントラストが美しい蛾です。
溜池の上を飛翔するギンヤンマ。
大型のハナアブ、オオハナアブです。
オオハナアブを見た直後だったので、こちらもそうかと思ったのですが、オオマルハナバチでした。
かわいい！
マルハナバチは大好きな虫です。
ムクムクして可愛いですね。
背中もムクムク！
前回の探訪時にも遭遇したクスベニカミキリ。
今回も見れました。
こちらはアカハナカミキリ。今回、色んな所で見ました。
かなり個体数が多そうです。
頭部・胸部が黒っぽい個体もいました。
こちらは高い所にいたラミーカミキリ。
外来種のカミキリムシです。
葉っぱに乗ったアマガエル。
ツノアオカメムシ。ディテールが細かく、かっこいいカメムシです。
ワキグロサツマノミダマシというクモのオスです。
ビロウドコガネ。
コガネムシ類は目がきゅるんとして可愛いですね。
飛沢溜池の近くの遊歩道に入ってみると、聞き覚えのある鳴き声が。
コエゾゼミです！ようやく会えました。
この個体は羽が片方曲がってしまっており、低い所で鳴いていたので、至近距離で撮影ができました。
移動に苦労しそうなので、気の毒ではありますが…。
セミの抜け殻。おそらくコエゾゼミのものです。
浅い川の水面に、オニヤンマが尾を何度も叩きつけていました。
メスが産卵していたんだと思います。
オニヤンマのヤゴも、いずれ観察できそうです。
モンシロチョウ。定番のチョウですね。
ダイミョウセセリ。
名前の由来は、羽織袴の紋所を連想させるから…だとか。
アカボシゴマダラ。
外来種の蝶で、近年生息域を増やしています。
オオフタホシヒラタアブ。
今回も色んな虫に会えました。
また9月に入ったら探訪して、今後も定点観測していこうと思います。
