静岡・村山浅間神社の狛犬(静岡狛犬紀行・前編)
ネットの狛犬サイトで写真を見て「この狛犬いいなあ。会いたい!」となった狛犬のいる神社をピンポイントで巡る弾丸ツアーで、この時の目的地は富士宮市の「村山浅間神社」と「芭蕉天神宮」でした。
甲府から精進湖線を通り、朝霧高原を抜けて、富士宮市に向かいます。
開けた高原は遮るものも無く、富士山がよく見えました。
村山浅間神社に到着
1時間半ほどで村山浅間神社に到着しました。参考リンク:村山浅間神社
この村山浅間神社、明治の廃仏毀釈運動が起きるまでは「興法寺」というお寺と併存し、富士山における修験道の中心地でした。
明治初年の神仏分離令により興法寺は廃され、明治5年には修験道は禁止されましたが、修験者の活動自体は1940年代まで続けられたそうです。
狛犬は境内に入ってすぐの開けたところに鎮座しており、すぐに見つける事が出来ました。
こちらは阿像。
吽像。
猛々しい造形の、怪獣チックなところがある狛犬で、かっこいいですね!
台座に「昭和五庚午年 建立」と彫られていました。
「庚午」は「かのえうま」の年で、昭和5年も「かのえうま」だったので、昭和5年建立の狛犬ですね。
境内にあるイチョウの大木。
静岡県内で最大級の幹周を持つイチョウだそうです。
イチョウの保護のため、支え木が立てられ、フェンスが張られています。
とぼけた表情のサルの彫り物。
銅造不動明王像。
頭身が低くてかわいいですね。
木造不動明王像。
迫力のある造形です。
木鼻。
小さなほこら。
お地蔵さま。
何ともいい表情・・・。
ゆるめのイラストが描かれた看板を眺めてから、次なる目的地「芭蕉天神宮」に移動します。
「静岡狛犬紀行・後編」に続きます。