2024 第19回 笛吹市桃の里マラソン大会 ハーフの部に出場しました!
笛吹市桃の里マラソン大会の特徴
桃の栽培がさかんな山梨県笛吹市で、桃の花が咲き誇る季節に開催される「笛吹市桃の里マラソン大会」。美しい花が咲き誇る桃畑の中を走る事ができる、のどかな雰囲気のレースです。
ただ、コースはアップダウンが激しく、ハーフマラソンの部はわりとタイトな時間制限もあるので、わりと難易度は高めです。
2024年大会は2つの制限時間があり、
9.5km地点:スタートから1時間10分
15.8km地点:スタートから1時間50分で辿り着かないといけませんでした。
笛吹市桃の里マラソン大会の感想
年末、自主的に30km走にチャレンジしてからほとんど走ったりトレーニングをしておらず、参加前は「最初の関門である9.5km地点に1時間10分で辿り着けずに終了」という展開を予想していました。制限時間が無ければ、20km走り切る事は出来るだろうとは思っていましたが、年末に走った時に15kmで2時間以上かかっていたので、時間内の完走は難しいと思っていました。
レース当日は天気に恵まれ、桃の花も満開。
とても気持ちが良かったです。
久しぶりに走ったのですが、レース前はあまり緊張してはいませんでした。
完走が難しい事は分かっていたので、無理せず自分のペースで、ケガをしないように走ろう。
という風に考えていたのが良かったかもしれません。
僕は今回、初めてマラソンのレースに参加したのですが、事前に色々とレースのコツなど、情報を収集していました。
初心者がやりがちなミスとして、レースの空気に飲まれて、ハイペースで走ってしまい、息切れしてしまう。
という事が書かれているページがあったので、そうならないように気をつけようと思っていました。
出走直後に、どんどん他の人に抜かれていきましたが、周りのペースは気にせず自分にとって無理の無いペースで走ろうと思っていたので、そこで無理にペースを上げて体力を消耗する事は回避できました。
無理をするのは本当に良くなくて、過去にこの大会で、レース中に心臓マッサージを受ける事になった方もいると聞いていたので、自分のペースで走るという事は、かなり気をつけていたんですね。
レース中、最もきつかったのが、6kmを過ぎてから、折り返し地点あたりまで続く上り坂でした。
体力も最初のピークを迎える中での上り坂が本当にきつかったです。
コースの沿道で応援してくれた方の声援や給水所で飲む一杯のスポーツドリンクが、本当に沁みました。
それでも第一関門(スタートから9.5km地点)をタイムぎりぎりで突破できたので、ちょっと欲が出てきて「もしかしたら時間内に完走できるのでは?」と思い始めていました。
実際には、第二関門(スタートから15.8km地点)に到着した時点で、スタートから2時間ちょっと過ぎており、ここでタイムアウトとなりました。
そこからはスタッフさんの指示に従ってゼッケンを外し、会場まで歩きました。
完走はできませんでしたが、今の自分の限界まで体を動かす事ができたのが、シンプルに気持ち良かったです。
当日の天候も、桃の花の咲き加減も最高で、生まれて初めてのマラソンレースでしたが、とてもいい体験になりました!