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キオビツチバチ メスはお尻に黄色の斑点。

2021年6月20日

キオビツチバチ メスはお尻に黄色の斑点。

キオビツチバチは、コガネムシの幼虫に卵を産み付けて幼虫の餌にする、狩りバチの一種です。

オスよりメスの方が大きく、大きい個体は体長2.5㎝ほどと、なかなか存在感のあるハチです。

キオビツチバチ 黒い大型のハチ。メスはお尻に黄色の斑点、オスは黄色い帯が。

メスのお尻には左右一対の黄色い斑点があり、オスも同様ですが、オスの場合は二つの斑紋が大きい上に接近しており、一文字の黄色い帯状になっています。
これが和名の「キオビ」の由来になっています。

キオビツチバチ 観葉植物・園芸家の頭痛のタネ・コガネムシの天敵!

キオビツチバチ メスはお尻に黄色の斑点。

コガネムシの幼虫は、地中で暮らし、植物の根を主食にして成長します。

観葉植物を育てていたり、家庭菜園をやっている方にとっては恐るべき相手で、大事に育てた植物が、水も肥料もちゃんとあげているのに元気がない…。
なぜ? と思ったら、コガネムシの幼虫に根っこを食い荒らされていた。というのは、よくある話です。

キオビツチバチのメスは、地面に潜ってコガネムシの幼虫にお尻の毒針で麻酔をかけ、卵を産み付けます。
産み付けられたキオビツチバチの幼虫は、コガネムシの幼虫を食べて育ちます。

コガネムシの幼虫は哀れですが、観葉植物を育てていたり、家庭菜園をやっている方にとっては歓迎すべき益虫と言えますね。

キオビツチバチ 歩くの大好き?穴を掘るハチ

下の動画では、複数のツチバチが穴を掘っている様子が見られます。

穴を掘ってコガネムシの幼虫を探すのはツチバチのメスの役目なので、穴を掘っているのは全てメスでしょうね。

飛ぶことなく、ほぼほぼ歩いて移動する様子は、巨大なアリのように見えてきます。





ツチバチは、狩りの対象であるコガネムシを探す時も、地面をうろつき回っていますし、他のハチよりも地面を歩いている姿をよく見かけます。
体も大きく、存在感のある上にずんずん歩いているので、結構目立つと思います。

見慣れない、そこそこデカいハチがずんずん歩いていたら、ツチバチかも知れません!
機会があれば、ぜひ観察してみてください。




ツチバチの生態については「完訳 ファーブル昆虫記」の第3巻上と第4巻下に、詳しく記載されています。
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この記事を書いた人
せみやま せみやま
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