接ぎ木のサボテンを外す方法
三角サボテンに別のサボテンが接ぎ木してある「接ぎ木サボテン」を育てていたのですが、台木のサボテン(下の方)が枯れてしまいました。
通常、台木が枯れたら上の方のサボテン(穂木と言います)も枯れてしまうんですが、今回、穂木のサボテンだけを切り離して根付かせる事に成功しました。
と言うか、妻のバク子が知らない内に成功させていました。
接ぎ木してあるサボテンの上部(穂木)のみを外す方法
接ぎ木サボテンは、その名の通り二種類のサボテンを接ぎ木したものです。見た目が面白いのと、台木のおかげで穂木のサボテンの成長を促進させる事が出来るそうで、園芸店などでよく見かけます。
ただ、台木の方が先に枯れてしまう事が多く、そのままにしておくと穂木の方も枯れてしまいます。
今回、やはり台木の方が先に駄目になったのですが、穂木を生かすために接ぎ木サボテンを土から抜いて、台木と穂木を切り離し、穂木を乾燥させました。
根っこの部分を上に向けて、接合していた部分を乾燥させてから、穂木サボテンを土の上にしばらく置いておきました。
切り離した穂木のサボテン。
種名はレブチア・ヘリオーサ(紅宝山)です。
しばらくしてから、穂木サボテンの底部から根が生えて、土に根付こうとしているのが確認できました。
白い根っこが、穂木サボテンの底から生えています。
寿命が短いとされる接ぎ木サボテンですが、穂木のサボテンを生かす事ができて良かったです!
※接ぎ木されているサボテンの種類や個体の丈夫さなどにより、必ずしも今回の方法で成功するとは限りません。