黄色くなったソテツの葉っぱをカットした
我が家のシンボルツリーであるソテツの青々とした葉っぱが、雪の影響で黄色くなってしまいました。
しばらく前に降った雪がソテツの葉っぱに降り積もり「ほっとけば融けるだろ」と何もしていなかったんですが、雪が融けた後に見てみると、ソテツの葉っぱが黄色くなっていました。
南方の植物であるソテツの葉っぱが、冷たすぎる雪によって枯れてしまったんですね。
雪が降る地方では、冬季にはソテツの葉っぱを縛って、雪対策をするそうです。
事前にそうしておけば良かったんですが、後の祭りでした。
目次
ソテツの葉っぱカットについての注意点
※2022年4月10日追記2021年末~2022年初めの厳しい冬の寒さで、2年連続でソテツの葉っぱが黄色くなったため、今回の冬もソテツの葉っぱをカットしました。
前回は今頃の時期に伸びてきていた葉っぱが、今年は全く伸びてきていません。
葉っぱをカットしても、ソテツ本体が寒さでダメになってしまった場合は、当然ながら新しい葉っぱが伸びてくる事はないので、以下の記事はその点をご留意の上、ご覧ください。
※以下の記事は2021年1月29日に初稿を書き、2021年6月10日まで追記を続けたものです。
ソテツの黄色くなった葉っぱは、冬の間にカットすると良いらしい!
黄色い葉っぱも悪くはありませんが、やはりソテツには青々とした葉っぱが生えていて欲しい!なんとかならないものかと、ネットで調べていたところ、
「黄色くなったソテツの葉っぱを冬の間にカットすると、新芽が生えてくる」という記述を発見しました。
これだ!と思ったんですが、ソテツに生えている全ての葉っぱが黄変しているため、徹底してやるのであれば、全ての葉っぱをカットしなければなりません。
しかし、全てカットしてしまっても良いものか…? と、かなり悩みました。
結局は全てカットしたんですが、その判断の基準になったのは、こちらも我が家の庭に鉢植えで置いてある、サンショウの木でした。
このサンショウ、アゲハチョウの幼虫に葉っぱを食べ尽くされ、丸裸にされてしまったんですが、その後、驚くほどのスピードで再度葉っぱを生やしていました。
(そしてまた、アゲハの幼虫に食べられていましたが)
葉っぱが全部無くなっても、植物って意外と大丈夫なんだな~と思ったものです。
種類は違いますが、ソテツもおそらく大丈夫だろうと腹を括り、全ての葉っぱをカットしました。
剪定バサミを使って、1本ずつ切っていきます。
丸坊主になってしまったソテツ。
寂しげですが、それでもやっぱり可愛い、愛おしい。
大ソテツの隣にちょこんと生えているミニソテツ。
こちらの葉っぱもカットしました。
無事に葉っぱが生えてくるといいのですが。
動きがあったら、またこのブログで紹介したいと思います。
ソテツの葉っぱを全部カットして2か月後(4月)の報告。新芽が伸びてきました!
1月29日にカットして、2か月後の4月13日に撮影したものです。
頭頂部から、茶色い新芽が伸びてきています。
葉っぱを思い切って全部カットした時は、このままソテツが枯れてしまったらどうしよう…と不安でしたが、少しずつ新芽が伸びてくれて、一安心しています。
ソテツは夏が一番の成長期なので、夏にどれくらい葉っぱを広げてくれるか楽しみです!
(2021年4月13日追記)
ソテツの葉っぱを全部カットして約4か月。(5月後半~6月)緑色の新芽が伸びてきた!
今まで、頭頂部からは茶色い新芽が伸びてきていましたが、カットして約4か月間経った現在、緑色の新芽が伸びてきました!
順調に成長しているようです。これから気温や湿度も上がってくるので、成長が加速すると思うので、とても楽しみです。
(2021年5月22日追記)
6月に入って、一気に葉っぱが伸びてきた!
6月になり、気温や湿度が一気に上がってソテツ好みの気候になったおかげで、葉っぱが一気に伸びてきました。若い葉っぱは、最初はこんな風に、クルクルと巻いているんですね。
(2021年6月5日追記)
6月10日、ほぼ葉っぱが元通りに!
6月10日になり、気温もさらに上昇。
ついに、4か月と10日前に葉っぱを完全にカットしたソテツが、元のソテツらしい外見まで復活しました!
まだ葉っぱは柔らかく、成熟したソテツの葉っぱにあるトゲもありませんが、葉っぱを完全カットした時の見た目の心もとなさと比べて見違えるようになり、ホッとしました。
下の記事は静岡にある、日本三大ソテツを見に行った時の旅日記「静岡ソテツ紀行」です。
ヤマタノオロチのようなすごいソテツでした!