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ウスバカゲロウ(成虫)との初遭遇

2020年10月25日

ウスバカゲロウ(成虫)との初遭遇



妻のバク子が「庭に変な虫がいる」と言うので、行って観察してみました。

こういう時、大抵はすぐに「これは〇〇という虫だね」と言えるんですが、今回は僕自身、初めて見る虫でした。


比較的近くに川もあるので、カワゲラかな?と思ったんですが、羽の畳み方や見た目がどうも違う。
写真を撮って色々調べてみたところ、ウスバカゲロウの一種という事が分かりました。

ウスバカゲロウ(成虫)との初遭遇
ウスバカゲロウと言えば、幼虫が「アリジゴク」の名前で有名ですが、成虫の姿を見た事がある人は、意外と少ない気がします。

種類は、おそらくモイワウスバカゲロウだと思います。
ウスバカゲロウ科の成虫自体、初遭遇したんですが、ウスバカゲロウ科の中でも出会うのが難しい種類らしく、いきなりラスボスに当たってしまった感があります。

ちなみにモイワウスバカゲロウの名前の由来は、発見地である北海道藻岩山から来ているそうです。



ウスバカゲロウを含む、カゲロウ系昆虫のWeb図鑑。参考にさせてもらいました。



今まで僕が「カゲロウ」と認識していた緑色の昆虫は「クサカゲロウ科」という、ウスバカゲロウとは違うグループの昆虫で、さらにウスバカゲロウ科とは別の「カゲロウ科」というグループもあるそうで、混乱します。

虫の系統図や類縁関係はよく分かっていないので、掘っていきたいなと思っています。
この記事を書いた人
せみやま せみやま
生き物が大好きなWebエンジニアです。
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