漫画版Vガンダムの印象的なシーンなど

2025年6月16日

僕が子供の頃、好きで読んでいた漫画の一つに、ボンボンで連載されていた「機動戦士Vガンダム」というのがあります。

原作のアニメ版で重要な役割を演じたキャラクターが登場しなかったり、アニメとはかなり異なる、独自展開の漫画でした。

印象的なコマやシーンを、引用してご紹介したいと思います。

第6章 ガンダム拳炸裂！（ギンザエフ大尉登場回）

スト２のザンギエフをモチーフにしたキャラクター、ギンザエフ大尉。
この人が登場する回は大人の事情でオリジナルの単行本には収録されませんでしたが、2024年に出た新装版では読む事ができます。




ストリートファイターって書いちゃってます。



ガイルのサマーソルトキックを彷彿とさせます。



ザンギエフがモチーフのキャラなのに「千烈張手」…
エドモンド本田の要素も入ってて、もうめちゃくちゃです。最高！！



春麗の要素も入ってます。

マーベットさん

アニメ版では大人の女性として、主人公ウッソを時に厳しく、時に優しく導くマーベットさんですが、漫画版では性格がかなりギャグ寄りに修正されています。


後先考えずに敵を挑発するマーベットさん。



「うわーんオレの家がー！」に対して「諦めなさい！」の一言でバッサリ。
短いながらも秀逸なやり取りですね。



子供のケンカは止めずに煽るのがマーベット流です。

騎士（ナイト）ヴィクトリーガンダム

第5章に登場する漫画版オリジナルの機体、騎士ヴィクトリーガンダム。
宇宙空間でマントっていうのがいいですね！

第7章 白い彗星！（サンダーインパルス登場回）

第7章では高速移動が可能なモビルスーツで構成された「サンダーインパルス」という部隊が出てきます。


オリジナルの単行本では、キャラクターの名前が「セナ」「シューマッハ」「プロスト」でした。
往年のF1の名選手たちから名前を引用していました。



新装版では、少しもじった名前に変更されました。

クライマックスの展開（クロノクル、ドッゴーラ改など）

抵抗組織リガ・ミリティアの突入攻撃により、姉マリアを失ったクロノクルさん。
血の涙を流しています。



今！復讐の竜が戦場に飛び立った！



V字斬乱れ斬り！！



このドッゴーラ改は全身をバリアー・コーティングしているのだ！
どんな攻撃も受け付けん！





貴様は電子レンジに入れられたダイナマイトだ！
メガ粒子の閉鎖空間の中で分解されるがいい！