くまのパディントンはメガネグマ?後付けの設定の理由
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くまのパディントンとは?
くまのパディントンは、イギリスの作家マイケル・ボンドの児童文学に登場するクマのキャラクターです。1958年に出版された「くまのパディントン/A Bear Called Paddington」以降、同シリーズの主人公です。
くまのパディントン 出身地はメガネグマの住むペルー。
パディントンの出身地は「メガネグマの住むペルー出身」という設定です。しかし、パディントンはメガネグマとは似てもにつかない姿をしています。
何故なのでしょう?
くまのパディントン 初期設定ではアフリカ出身だった!
作者は、くまのパディントンを「暗黒の地・アフリカ」からやってきたという設定にしようと考えていましたが、アフリカにはクマが生息していない事を知らされ、テコ入れを余儀なくされました。そこで、メガネグマが生息しているペルーからやって来た、という後付けの設定がパディントンに付け加えられました。
くまのパディントン メガネグマっぽく見えないのは、後付けの設定だから。
後付けの設定でペルー出身になったパディントンですが、出身地の設定に合わせてデザインが変更される事は無く、メガネグマを思わせる要素はありません。特にどの種類のクマとも言いがたい「クマという概念」のようなキャラクターになっています。
色んなイラストレーターの手で作画がされていますが、帽子にフードに旅行カバンを持ったクマ、という基本のキャラクターデザインが優れていたからこそ、年代を超えて愛されるキャラクターになっているように感じます。
最近では、スマホゲームや映画化もされていますね。