G5Xのデメリット、GRIII, XZ-10との比較
最近買ったCanonの「PowerShot G5X」というカメラについて。
発売日は2015年10月。まあまあ古いカメラで、すでに後継機の「Mark II」も発売しています。
しかし一眼レフをミニチュアにしたようなルックスや、アナログダイヤルで露出をいじれる操作系は後継機に受け継がれていません。
後継機の「Mark II」は、非常にベーシックな「今風のコンパクトデジカメでございます」という感じの外観なんですよね。
この楽しそうなカメラをいじりたい…
そんな衝動に駆られて、ポチってしまいました。
到着後、さっそく使ってみたところ、手に持った時のグリップ感や質感は、安定感・高級感を感じられて大満足。
しかし、肝心の画質が問題でした。
G5Xの画質(デメリット) シャープじゃない。ピントがモヤっとしている(ソフトフォーカス)
G5X、すでに持っているG5X以外のカメラと比べて、あまりに絵がモヤっとしているというか、AFでピント合ってるのに、PCの画面で確認してみると「あれ??」と感じる事がとても多いんですよね。G5Xと似たようなサイズ感の手持ちのカメラ2機種「GRIII」と「XZ-10」と比べてみました。
GRIII。
さすがAPS-C、そしてシャープさが身上のGR。
いまにも動き出しそうなカニです。
G5X。
これです。このモヤっと感。
この映りが好きであれば、G5Xを好きになれると思います。
僕はもっとシャープな方が好みですね。
XZ-10。
わりとクッキリしてますよね? もちろんGRIIIには負けるんですが、1/2.3型センサーの小型デジカメとしては、文句なしの画質です。
G5X。
GRIII。
XZ-10。
GRIII。
顔にピントがあたって、他がボケました。APS-Cなのでこういう事もありますね。
XZ-10。クッキリしています。センサーサイズが小さいので、マクロには強いですね。
これぞG5X、という感じの写りで、EVFで合掌を確認してシャッター押してもこれです。
PCで確認した時、がっかりさせられる写りなんですよね。
G5Xのデメリット ホワイトバランスの調整がいまいち
シャープさや、解像間に眼をつぶったとしても「これはちょっとな…」と感じる部分があります。暖色系の光源がある室内に入った時など、ホワイトバランスをオートにしていると、非常に寒々しい色にされるんですよね。
暖色の光源がある店内で、G5Xで撮影。
光が寒いので、ケーキも美味しそうに撮れない。
GRIII。
ケーキが美味しそう!
どれだけ他の人が絶賛していても、カメラに関しては、自分の感性に合わないものは使い続ける事は難しいんですよね。
今回、それを痛感しました。
自分がどんなものが好きかという事を、もっとよく知らなきゃなぁ、とも感じましたね。