イソギクとオオハナアブ
11月後半の暖かい日に、庭に咲いている黄色い花にずんぐりとした黒い昆虫が来ていて「マルハナバチかな?」と思ったんですが、調べてみるとオオハナアブという大きめのアブでした。
黄色い花は「イソギク」というキク科キク属の植物で、砂浜などに自生する海浜植物なのだそうです。
元々は紀伊半島の固有種だそうで、他地域のものは人為的に移入されたもののようです。
以前、ヤツデの花の記事にも書きましたが、晩秋から冬にかけて花を咲かせる植物、意外とあるんですね。
食料に乏しい冬の中で、昆虫たちの貴重な食料源になっているようです。
オオハナアブは初めて見たんですが、黒地にベージュのラインが引いてあり、おしゃれな色合いのアブですね。
活動期は4月~11月と長く、寒くなっても結構活動しています。
タテハチョウ科のキタテハもやって来て、仲良く(?)花蜜を吸っていました。
夢中でミツを吸っていたため、カメラを近づけても逃げず、ゆっくり撮影ができました。